リノベーション済みの中古マンション購入するメリット・デメリット

公開日:2023/05/11

新築の住まいは価格が高すぎるという方がいらっしゃれば、「リノベーション済みの中古マンション」を検討してみてはいかがでしょうか。一般的な中古物件とは異なり、すでに室内の多くの部分がリノベーション済のため、古さを感じません。そこでこの記事では、リノベーション済みマンション購入のメリット・デメリットを解説します。

リノベーション済みの中古マンションを購入するメリット

住まいの購入方法は、「新築・新居」と「中古」の2種類にわかれます。マンションの購入を検討している場合、誰もまだ入居したことが無い新築物件に入居する方法と、誰かが一度は住んだことがあるマンションに入居する方法が挙げられます。

では、中古物件の中でもリノベーション済みの中古マンションを購入するメリットとは、一体どんな点なのでしょうか。

リフォームの手間が省ける

リノベーションは大規模な改修が住んでいることを意味します。古くなった設備などが一新されているため、一般的な中古マンションとは異なり購入者でリノベーションを別途実施する必要がありません。

新築同様の部屋に住める

リノベーションはデザイナーズ物件として販売されることも多く、新築同様のおしゃれな住まいとしてリフレッシュされていることも多くなっています。

前に住んでいた人の使用感を感じずに済む

リノベーションがされていない中古マンションは、前の居住者の使用痕跡が色濃く残されています。リノベーションが住んでいると、こうした生活の生々しい傷跡は残されていないため安心です。

明朗価格で新築マンションを買うより安い

新築マンションよりも築年数が経過している中古マンションは、リノベーションを経ていても割安で購入できることが多いでしょう。リノベーション費用も込みで販売価格が明示されているため、明朗会計であることもメリットです。購入後にリノベーションを依頼するよりも、用意するべき費用わかりやすくなっています。

すぐに住める

リノベーションは水回りなどの生活設備もリフレッシュされているため、すぐに住み始めることができます。新生活のために新しい物件を急いで確保したい方にもおすすめです。

瑕疵担保責任が最低2年ある

リノベーション済みの中古マンション物件であっても、最低2年の「瑕疵担保責任」が付帯されます。万が一欠陥が発生した場合には、売主側に損害賠償を請求できます。

リノベーション済みの中古マンションを購入するデメリット

メリットが大きいリノベーション済みの中古マンションですが、購入時には知っておきたいデメリットもあります。では一体どんなデメリットが挙げられるでしょうか。

間取りを好きなように決めることができない

リノベーション済みの物件はすでに住まいの改修が完了しているため、購入者好みの間取りにリノベーションすることができません。たとえば、リノベーションによって以前よりもリビングが拡大し、寝室数が減っているケースもあります。単身、もしくはご夫婦など、少人数の世帯を想定しているリノベーション済みの中古マンションも多いためです。

室数や間取りを購入者の好みにしたい場合は、リノベーションされていない物件を購入者でリノベーション手配することがおすすめです。

不良施工を見抜きにくい

リノベーション済みの中古マンションは、工事がすでに終わっている状態の住まいを購入することになります。改修時の様子を見ることができません。不良施工が万が一発生していたとしても、見抜くことは容易ではありません。

壁の内側のダメージなどは新しいクロスによって隠れてしまいます。リノベーション済みの中古マンションを購入する場合、施工前の様子がわかる資料を確認できる不動産会社がおすすめです。

物件の選択肢が限られる

中古マンションの販売数を比べると、リノベーション済みの中古マンションはまだまだ数が少ないのが現状です。リノベーションされた素敵な住まいを探そうとすると、物件の選択肢が限られてしまいます。

また、デザイナーズマンションのように販売されているリノベーション済みの中古マンションは、人気が高く購入希望者が殺到します。情報公開と同時にソールドアウト、というケースもあります。

リノベーション済みの中古マンションを選ぶ際に注意するべきポイント

リノベーション済みの中古マンションを選びたい、と考えている方には知っていただきたいポイントがあります。物件の購入の際には、注意すべきポイントがあります。

アフターサービス・設備保証がついているか

リノベーションが済んでいるとしても、中古マンションであることに変わりません。築年数は経過しているため、アフターサービスや設備保証がないと不安になるものです。そこで、リノベーション済みの中古物件を購入する場合は、不具合などに備えてアフターサービスなどが充実しているところで購入しましょう。

リノベーション部分のチェック

リノベーション済みの中古マンションはきれいな仕上がりになっていますが、水回り関係の処理が甘い可能性もあります。また、毎日使う場所となるため、天井などの細やかな箇所も確認されることがおすすめです。リノベーション済み物件は工事中を確認できないため、工事履歴や修繕箇所の資料などを見せてもらうようにしましょう。

「適合リノベーション住宅」かどうか確認する

一般社団法人リノベーション協会が定めている規格をクリアしている物件かどうかも確認されることがおすすめです。13項目の検査基準について、クリアしているか否か確認しましょう。

マンションの共有スペースをチェック

専有部分だけではなく、マンションの購入時には共有部分の確認も行いましょう。共有部分の不具合は専有部分とは異なり、管理組合などに修繕を依頼する必要があります。

共有部分が適切に修繕されているか・修繕積立金について確認する

大規模なリノベーションの場合、共有部分の修繕も行っていることが多いでしょう。照明や階段、エレベーターの状態などもチェックしましょう。また、長期的な生活を見据えて、修繕積立金の有無も確認しましょう。

まとめ

この記事ではリノベーション済みの中古マンション購入について、メリット・デメリットの視点から詳しく解説しました。リノベーション済みの物件はメリットも大きいですが、適切な修繕が行われたかどうか、細かくチェックすることが望ましいでしょう。共有部分も含めて確認の上で、購入を検討しましょう。

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